本記事では「ANAマイル」と「楽天ポイント」を相互交換する際のレートや交換方法を紹介します。「ANAマイル」を貯めている人で、「楽天ポイント」に変換する場合はレートをよく確認しておく必要があります。本記事で交換レートを確認しておきましょう。
ANAマイレージクラブの「ANAマイル」と、楽天で獲得できる「楽天ポイント」は相互交換可能なのを知っていますか?「ANAマイル」や「楽天ポイント」を貯めている人にとって、嬉しいニュースに聞こえますが、「ANAマイル」と「楽天ポイント」の交換レートには注意しましょう。
本記事冒頭の本章では、「ANAマイル」と「楽天ポイント」の相互交換レートについて紹介していきます。
「楽天ポイント」から「ANAマイル」に変換 | 楽天ポイント2PT=ANA1マイル |
「ANAマイル」は特典空港券に交換することで、最大マイル還元率2円〜24円までの価値に匹敵します。そういった還元率からすると、「楽天ポイント」から「ANAマイル」に交換するのは非常にお得な交換方法であると言えます。
「ANAマイル」から「楽天ポイント」に変換 | ANA1マイル=楽天ポイント1PT |
逆に「ANAマイル」から「楽天ポイント」に変換すると、「ANAマイル」と「楽天ポイント」が等価交換になります。「ANAマイル」の実質特典航空券の還元率を考えると非常に損をするレートとなってしまうので、よほどのことが無い限り「ANAマイル」を「楽天ポイント」に変換するべきでは無いでしょう。
また、本記事後半でも紹介していますが、「ANAマイル」から「楽天ポイント」への変換には上限が決められている上に、ある一定の「ANAマイル」を「楽天ポイント」に変換すると、還元レートが改悪するので十分に注意してください。この注意点に関しては、次の章で詳細に解説します。
交換・変換の際の注意点1 | 楽天ポイント・ANAマイルに変換・交換には上限がある |
交換・変換の際の注意点2 | 他サービスから変換した楽天ポイント・期間限定ポイントは ANAマイルに交換できない |
交換・変換の際の注意点3 | 交換累計マイルが30,000マイルを以上になると 交換レートがさらに改悪される |
前の章では、「楽天ポイント」から「ANAマイル」への変換レートが非常に悪いという注意点を紹介しました。それ以外の注意点は上記のリストの通りです。それぞれの注意点を個別に紹介していきます。
貯めた「楽天ポイント」を「ANAマイル」に変換・交換できるのは大きなメリットとなりますが、「楽天ポイント」から一度に「ANAマイル」に変換する上限があるので、注意しておきましょう。
1ヶ月あたりの「ANAマイル」への変換上限 | 「楽天ポイント」20,000PT分まで |
1回あたりの「ANAマイル」への変換上限 | 「楽天ポイント」1,000PT分まで |
「楽天ポイント」と連携しているクレジットカードで貯めたポイントを、「楽天ポイント」に変換した分に関しては、「ANAマイル」に変換することができません。これは1つの大きなデメリットと注意点になります。
また、楽天ポイントには期間限定獲得できる「期間限定ポイント」というポイントがあります。「SPU」などので貯めるのが期間限定ポイントとなりますが、この期間限定ポイントで獲得したポイントも「ANAマイル」には変換・交換できないので注意してください。
楽天ポイントを多く獲得するために便利な期間限定ポイントですが、期間限定ポイントが「ANAマイル」に交換できないのは大きなデメリットとなります。期間限定ポイントを多数保有している人は注意してください。
「ANAマイル」から「楽天ポイント」に交換する時にのみ適用されるルールですが、「交換累計マイル」が30,000マイルを超えると、交換レートが半分になります。通常「ANAマイル」から「楽天ポイント」への考案レートは「1PT=1マイル」ですが、30,000マイルを超えると「0.5PT=1マイル」となり、還元率が激減します。
こういったことから、「ANAマイル」を大量に保有している人で、「楽天ポイント」に交換する場合のメリットはほとんどありません。ANA SKYコインや特典航空券と交換するのが、最もお得な還元率となるので覚えておきましょう。
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