AirPodsは設定を変えることで使いやすくなります。設定を変えることができるのは、ダブルタップ、自動耳検出機能、マイクの設定、AirPodsの名前です。本記事では、自分好みに設定して、より快適にAirPodsを使うことができるようにする方法を紹介します。
AirPodsは、購入時の初期設定ではイヤホン本体の左右どちらかをダブルタップすることで、ペアリング済みのiPhoneでSiriを立ち上げることができます。しかしながら、Siriを使わない場合、ダブルタップを使用できず、せっかくの機能を使わないことのなってしまいます。そのため、AirPodsにはダブルタップでの動作設定を変更できるようになっています。
また、ダブルタップの操作はしっかりとタップしなければならないので、誤操作は起こるにくくなっている点も安心です。この記事では、設定変更によりダブルタップで行うことができる操作と、その変更方法について説明します。
AirPodsのダブルタップで設定できる動作は5つあります。その5つは、Siri、再生/一時停止、次のトラック、前のトラック、オフ、です。設定できるものは1つだけですが、お好みのものに変更して、AirPodsをより快適に使えるようにしましょう。また、この記事ではiPhoneとペアリングしていることを前提に説明します。
AirPodsのダブルタップ動作の初期設定で設定されているのはSiriです。変更を行わなければ、ダブルタップするとSiriが立ち上がります。AirPodsのマイクを介して、従来と同様にSiriの音声操作を行うことができます。Siriに話しかけたり、音量を調節したりなどを行うことができます。
また、iPhoneでSiriをOFFにしている場合は、AirPodsのダブルタップにより音声コントロールが起動するようになっています。AirPodsのダブルタップの設定を変更しない場合は、Siriか音声コントロールのどちらかを使うことができるということになります。
AirPodsのダブルタップの設定を「再生/一時停止」に変更することで、AirPodsをダブルタップすることで音楽などの再生と一時停止を行うことができます。iPhoneをポケットやカバンに入れたままでも一時停止できるのは、便利です。
AirPodsのダブルタップの設定を「次のトラック」に変更することで、AirPodsをダブルタップすることで曲を飛ばす操作を行うことができます。この設定にした場合も、iPhoneを取り出さずに曲飛ばしができるのは便利です。聞きたい曲を、ダブルタップで呼び出すことができます。
AirPodsのダブルタップの設定を「前のトラック」に変更することで、AirPodsをダブルタップすることで曲を戻す操作を行うことができます。聞いている曲を、また最初から聞きたい時などに、iPhoneをカバンなどから出さずに済みます。この点、わずらわしさがなく便利です。
AirPodsのダブルタップを使いたくない場合は「オフ」に変更することで、ダブルタップによる動作を止めることができます。この点は、好みによるものですが、ダブルタップの誤動作が心配という場合、オフにするとよいです。ただ、ダブルタップはしっかり操作しないと反応しないようになっているので、誤動作は滅多に起こらないです。
オフを設定することは、あまりないかもしれません。
AirPodsのダブルタップによる動作設定を変更する手順は、以下のようになっています。基本的には、設定アプリから変更を行います。
操作 | |
1 | iPhoneの設定画面を表示 |
2 | 「Bluetooth」に進む |
3 | “自分のデバイス”に表示されるAirPodsの“(i)”をタップ |
4 | “AIRPODSをダブルタップ”から「左」のイヤホンまたは「右」のイヤホンを選択 |
5 | 「Siri」「再生/一時停止」「次のトラック」「前のトラック」「オフ」のいずれかをタップ |
AirPodsには自動耳検出という機能があり、これは、初期設定ではオンになっている機能です。この機能は、着脱を自動感知して、自動的に音楽再生を行うことができます。自動耳検出機能は大変便利な機能です。ただ、着脱での動作が煩わしいという場合は自動耳検出機能をオフにすることもできます。
自動耳検出機能を有効にすることで、以下のようなことができます。下表はiPhoneに接続している場合の動作です。
動作 | 再生操作 | |
1 | (両耳から外した状態で)片耳に入れる | 再生デバイスがAirPodsに切り替わる |
2 | (両耳に付けて音声を再生している状態で) 片耳から外す/戻す |
一時停止/再生再開 |
3 | 両耳から外す | 再生デバイスがiPhoneに切り替わる (音声は停止) |
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