近年のX(旧Twitter)では、アカウントに鍵をかけることで、承認したアカウント以外にツイートやフォロワー、フォローしているアカウントを見られないように設定できます。現在、Xは多くの人が利用しているため、何気なく発信したツイートが炎上したり、個人を特定されたりといったトラブルに巻き込まれることも増えてきました。
この記事では、Xの鍵垢が見れる理由や対処法を紹介します!
Xを鍵垢にするメリットとして、親しい友人だけにツイートが表示でき、自分の好きなことを人目を気にせずにツイートできるという点にあります。鍵垢の設定は、いつでも変更が可能です。しかし、本来フォロワー以外には見られない鍵垢のツイートが他の人に見られる場合があります。それは以下の4つです。
キャッシュとは、データを一時的に保存する機能のことです。
鍵垢にしてあまり時間が立っていないアカウントであれば、キャッシュを利用することで、直近のツイートを見れることがあります。キャッシュを利用すると、削除されたアカウントやツイートの場合でも見れる可能性が高まるのです。
もし鍵垢に変更した直後でも、ツイートの表示回数が多いようであれば、キャッシュ取得を疑った方がいいでしょう。
Nitterとは、Xでアカウントを作成していなくても、ツイートが閲覧できるX非公式の閲覧サイトです。しかし、通常Nitterでは鍵垢のツイートは閲覧できません。
ただ、状況によっては、途中で鍵垢にした場合など稀に鍵垢のツイートが見れることがあります。Nitterへの反映が遅れるためです。これまでNitterを利用してツイートを見ていた人であれば、鍵垢になった後もこの方法でツイートを閲覧する可能性があるでしょう。
大企業や著名人がまれに行っているリツイートキャンペーン。このリツイートキャンペーンは応募する時に鍵垢だと相手に認知してもらえないため、一時的に鍵を外す人が多いです。その時にフォロワー以外の人にツイートを見られている可能性があるでしょう。
大規模なリツイートキャンペーンであれば、様々なところで話題になり、多くの人が参加します。その時に気になっている鍵垢が鍵を外していないかチェックしている人がいるかもしれません。
また、主催者に認知されていたり、キャンペーンが終了していたりすれば、鍵を外しておく必要はありません。しかし、その後にしばらく鍵をかけ忘れるといったケースも考えられます。リツイートキャンペーンに参加する時は、ツイートを見られるリスクがあることを忘れないでください。
Xだけではなく、アプリはバグが起こる可能性があります。このバグが原因で、鍵垢のツイートが見れるといった現象が発生したことがあります。この恐ろしいバグは、「鍵垢貫通」としてトレンド入りしました。
鍵垢貫通とは、フォロワー外の鍵垢がツイートした内容がおすすめに流れてくるという現象です。実際にバグが発生した際には、「誰にも見られたくない内容をツイートするためにフォロワー0人の鍵垢を作成したのに、このようなバグが発生してしまうのでは、鍵をつけている意味がない」といった意見もありました。
このような現象は、いつ起こるかわからず、知らない間に鍵垢貫通している場合もあるため、注意しましょう。
鍵垢でも、他のユーザーに見られている情報はいくつかあります。それは以下の6つです。
鍵垢がツイートした内容はフォロワーにしか表示されません。しかし、フォロワーが0人でバグが発生していないのに、表示回数が増える場合があります。
しかし、フォロワーが0人で鍵垢なのに、なぜ表示回数が増える現象が起こるのでしょうか。それは、自分でスクロールしたり、投稿内容を確認したりした場合でも表示回数としてカウントされるからです。表示回数がそこまで多くないのであれば、自分が確認した際にカウントされた可能性が高いでしょう。
表示回数が急激に増えた場合は、鍵が外れていないかどうかを確認しましょう。改善されないようであれば、アカウントの作り直しも考えた方がいいでしょう。
公表されていないバグや仕様の変更によって、鍵垢にしていてもツイートが見られる場合があります。そのため、このような現象が解消されるまでは、下記の3つに注意してください。
鍵垢貫通のようなバグは、公開垢が鍵垢をいいねした際に発生しています。そのため、鍵垢同士でいいねを行えば、ある程度のトラブルは防げる可能性が高いでしょう。
また、公開垢のおすすめに流れるよりも、鍵垢の方がツイートが広がりにくいため、トラブルが少なくて済みます。普段は鍵をつけていないユーザーも、このようなトラブルが起こっているのであれば、状況が回復するまでは鍵垢にしておくのが安全です。
いいねではなくリツイートであれば、おすすめにツイートが流れるといったバグは起こりません。そのため、ツイートに反応したい時はリツイートを選びましょう。
鍵垢のツイートであれば、リツイートはその鍵垢をフォローしているアカウントしか見ることができません。ツイートに反応があるということは、投稿者のモチベーションにも繋がるので、このような場合はいいねではなく、リツイートで代用するのがおすすめです。
ふせったーやぼかしったーなどのワンクッションサービスを利用することで、ツイートが見られる可能性が低くなります。
ふせったーやぼかしったーなどは、投稿内容を伏せ字やぼかし画像にして投稿できるサービスです。このサービスは、ツイートの公開範囲を細かく指定できるので、鍵垢よりもよりガードが固い投稿ができます。
公開範囲を指定していても、ツイートの表示回数はカウントされるので覚えておきましょう。
近年のXでは、鍵垢が見れる事態に対してのツイートが多くあります。鍵垢に設定していても、ツイート内容が見れるのは不安ですよね。以下では、鍵垢貫通に遭遇した方のツイートを紹介します。
この方は、鍵垢がリプライ欄で話していることが見れたことによって、鍵垢貫通ということが分かったみたいですね。
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