AirPods2の価格・デザインや音質などのスペックを解説!新型と旧型の違いは?

一度使うとその便利さに手放せなくなるAirPodsに新型の第2世代が登場しました。2019年3月下旬に発売された新型AirPodsは、第2世代でも名称はAirPodsのままですが、中身とケースは大違いです。その第2世代AirPodsの魅力を紹介します。

AirPods2の価格・デザインや音質などのスペックを解説!新型と旧型の違いは?のイメージ

目次

  1. 1AirPods 2の価格はいくらか?
  2. AirPods 2のタイプ別の新品価格
  3. 2AirPods 2のデザインは初代AirPodsから変わった?
  4. AirPods 2のデザインは初代AirPodsと同じ
  5. ワイヤレス充電ケースとケーブル充電ケース
  6. 3AirPods 2のスペックはどう変わった?
  7. 最新H1ヘッドフォンチップを搭載
  8. ワイヤレス接続が速くなり安定性が向上
  9. 4AirPods 2の音質はどう変わった?
  10. AirPods 2は音質が向上
  11. 5初代AirPodsとAirPods 2のその他の違いとは?
  12. 接続可能範囲が向上
  13. 通話のバッテリー持ちが向上
  14. 音楽再生時間が長くなった?
  15. 6AirPods 2のスペックを知り活用してみよう!

AirPods 2の価格はいくらか?

AmazonでのAirPods 2の価格表示

新型AirPodsは、AirPodsの名前は変わらないままに第2世代となりました(紛らわしいので、以後新型AirPodsのことを「AirPods 2」と呼びます)。名前が変わっていないとなると、新型になっても大した違いはないのではないかと思いがちですが、そのスペックにもケースにも大きな変化がありました。この点についてはのちほど詳しく説明します。

ですが、旧型のAirPodsと、新型のAirPods 2には、誰にでもはっきりとわかる違いがあります。それはお値段です。

AirPods 2のタイプ別の新品価格

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新型のAirPods 2はタイプに応じて、以下の2種類があり、税抜きの価格は以下の通りです。
 

  • AirPods 2+旧型ケース……17,800円
  • AirPods 2+新型ケース……22,800円

旧型AirPods+旧型ケースが16,800円でしたから、AirPods 2本体の価格は1,000円上昇したことになります。さらにAirPods 2+新型ケースとなると、一気に6,000円、約35%の価格アップとなり、ケースだけで5,000円も価格が上がった勘定となります。

ちなみに新型ケースのみの価格は8,800円ですので、単純に計算すると旧型ケースの価格は3,800円になります。

旧型ケースと組み合わせることも可能

AirPods

ケースの新型と旧型の違いは、ワイヤレス充電への対応の有無です。あくまでケースと電源とのつなぎ方の差でしかなく、AirPods 2とケースの間で充電する機能には変わりはありません。そのため、AirPods 2は新型ケースのみではなく、旧型ケースと組み合わせても使用可能ですし、逆に旧型のAirPodsを新型ケースと組み合わせて利用することもできます

これについては、次の章の「ワイヤレス充電ケースとケーブル充電ケース」の節であらためて説明します。

AirPods 2のデザインは初代AirPodsから変わった?

AirPodsのApple.comの画像

それでは、AirPods 2と新型ケースは旧型とはどこが変わったのかを、まずはデザインの面から説明します。

AirPods 2のデザインは初代AirPodsと同じ

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新型のAirPods 2本体のデザインは、旧型とまったく同じです。そのためAirPods 2では、旧型用のアクセサリーもそのまま利用可能です。旧型でお気に入りのイヤホンカバーなどを使っていた人でも、そのまま安心してAirPods 2に使い回せます。

逆に言うと、旧型とデザインが同じであるAirPods 2とを同時に使うと、どちらがどちらなのかを見分ける術がほとんどありません。AirPods 2を買い増しした場合は、AirPods 2を使うつもりで同じデザインの旧型を使う、ということが起こり得ます。このふたつを見分けるため、どちらか、もしくは両方に色違いのアクセサリーを付けるのが一つの手段です。

しかし、全く同じデザインの旧型と新型のAirPods 2を見分ける方法がちゃんと存在しています

違う世代をケースに収納すると世代不一致と表示

親子

旧型と新型のAirPods 2を見分ける方法とは、あえて違う世代のAirPodsを片方ずつ同じケースに入れて充電することです。すでにお伝えしたように、AirPods 2は旧型と同じデザインですから、旧型の右とAirPods 2の左を同じケースに入れること自体にはなんの問題もありません。しかし、ケースからはちゃんとこのふたつが区別して見えています。

そのため、こうした場合にはiPhone側に「AirPodの世代の不一致」とのポップアップが現れ、どちらが旧型で、どちらがAirPods 2かを表示します。この機能を使うことで、間違いなくAirPods 2のペアを利用できるというわけです。

AirPods 2のシリアル番号の調べ方

出典: https://support.apple.com/ja-jp/HT209580

またもうひとつの方法として、AirPods 2のモデル番号を確認する、という方法があります。旧型、新型ともども、イヤホン部分の下側にモデル番号が記されています。旧型とAirPods 2のモデル番号は以下の通りです。
 

  • AirPods 2……A2032、A2031
  • AirPods………A1523、A1722

このモデル番号を見ることで、A2〜ならばAirPods 2、A1〜ならば旧型と、すぐに区別がつきます

とはいえ、新型と旧型の区別がややこしいことには間違いありませんから、先にも記したように、旧型か新型のAirPods 2のどちらかにアクセサリーを付けて、ひと目で見分けられるようにしておくことをおすすめします。

ワイヤレス充電ケースとケーブル充電ケース

先にも記したように、AirPods 2には価格の安い17,800円の旧型のケーブル充電ケースとの組み合わせと、価格の高い22,800円の新型のワイヤレス充電ケースとの組み合わせがあります。

充電ケースの違いがある

このふたつの充電ケースにおける大きな違いは、ケースの充電にワイヤレス充電が可能か否かです。新型のケースでは、ワイヤレス充電も可能となりました。あくまでワイヤレス充電「も」可能なのであり、これまで通りのケーブル経由での充電も可能です。逆に言えば、このワイヤレス充電対応のためだけに5,000円の価格差を我慢できるのかということです。

一度ワイヤレス充電を経験すると、これまでのケーブル充電がいかに面倒な作業であったのかを思い知らされます。そのため、すでにiPhone Xシリーズなどのためにワイヤレス充電の用意が調っているのであれば、新型ケースを選ぶことに迷いはないでしょう。しかし、そうでない場合は新型ケースを購入することに敷居が高く感じられる人が多いでしょう。

AirPods 2のAppl.comでのラインナップ

そのため、発売2週目の「BCNランキング」における左右分離型イヤホン部門では、AirPods 2が上位3位までを独占しながら、その中身は以下のようになりました。
 

  1. AirPods with Charging Case
  2. AirPods
  3. AirPods with Wireless Charging Case

1位がAirPods 2+旧型ケースで、2位が旧型、そしてワイヤレス充電ケースとセットのAirPods 2+新型ケースが3位です。つまり、1位、2位の購入者はワイヤレス充電ケースが不要、もしくは高すぎると感じたというわけです。必ずしも売れているものがいいものとは限りませんが、あなたがAirPods 2を買う場合の参考にはなるでしょう。

AirPodsのWireless Charging Caseの説明図

出典: https://support.apple.com/ja-jp/HT207012

また、この二つの充電ケースはサイズこそ同じですが、機能と価格以外にも微妙なデザインの違いがあります。デザインの違いで一番大きいのは、充電状態を知らせるLEDのステータスランプの位置です。

旧型ケースでは蓋を開けた中にあったステータスランプが、新型ケースではケースの前面に移動しました。これによって、充電状態を確認するためにいちいち蓋を開けるという手間が省けるようになりました。旧型ケースのデザインのほうがシンプルだったのですが、新型ケースではデザインよりも利便性を優先した形です。

また、細かなデザインの変更としては、旧型ケースでは裏側のやや下寄りにあったセットアップボタンの位置が、新型ケースではケースの裏側のほぼ中央に移動しています。加えて、裏側にある蓋の金属製のヒンジが、ツヤのあるものからマット処理されたものに変更されています。

ワイヤレス充電ケースでは充電パッドで充電可能

新型のワイヤレス充電ケースは、その名の通りケーブルをつながなくてもワイヤレスで充電が可能です。もちろんそのためにはワイヤレス充電パッドに載せる必要があります。しかし残念なことにiPhone、Apple Watch、AirPods 2の3つを同時に充電できるというApple純正のワイヤレス充電パッド、AirPowerは開発中止となりました。

通常のワイヤレス充電パッドは、ワイヤレス充電可能な場所が限られており、そこにぴったりと置かないと充電できないという仕様です。それに対し、AirPowerは、充電パッドの上のどこに置いてもワイヤレス充電が可能という優れた機能を持つと言ううたい文句でした。そのため、開発が難航して、開発中止に至ったと言われています。

AirPowerの開発中止により、新型のワイヤレス充電ケースは、Qi方式に対応したApple以外のメーカーのワイヤレス充電パッドを利用せざるを得なくなります。そのため、充電位置を合わせないとワイヤレス充電ケースをうまく充電できない場合があります。こうした場合はワイヤレス充電ケースを上下逆さまに置くなどの方法を採ってください。

また、ワイヤレス充電はケーブル充電と違って気軽に利用できるメリットがある反面、充電時かがかかるという欠点があります。幸いワイヤレス充電ケースでもケーブル充電が可能ですので、急ぐ場合にはケーブル充電を利用してください。

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ここまで記したように便利なワイヤレス充電ケースですから、AirPods 2を購入するのなら新型ワイヤレス充電ケースを一緒に購入することをおすすめしたいのですが、なにぶん値段がかさみます。ただでさえ5000円の価格差のある新旧ケースですが、ワイヤレス充電パッドも必要なことを思えば、価格差はさらに広がります。

iPhone Xシリーズ用としてすでにワイヤレス充電パッドをお持ちの場合は問題ないものの、新たにワイヤレス充電パッドの購入が必要な場合は、新旧のケースの価格差に加えて、ワイヤレス充電パッドの価格も計算に入れておく必要があります。

AirPods 2のスペックはどう変わった?

AirPods 2のAppleでの広告

デザインには大きな変化のなかったAirPods 2ですが、Appleが「さらに魔法に近づきました」とうたう通り、その中身のスペックは確実に進化しています。もちろん旧型からの特徴である以下の点は、AirPods 2でもしっかりと受け継がれています。
 

  • 耳に着けるだけで自動的にペアリングする
  • 耳への着け外しにあわせて自動的に音楽が再生・停止する
  • ダブルタップで曲を飛ばせる
  • 接続先をiOSデバイスやMacにスムーズに切り替えられる

これらの機能を踏まえた上で、AirPods 2のスペックはどう進化したのかを説明します。

最新H1ヘッドフォンチップを搭載

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旧型とAirPods 2のスペック上の最大の違いは、ヘッドフォンチップがW1から新開発のH1へと更新されたことです。これによって、Siriを音声呼び出しできるようになり、接続デバイスとの接続が速まり、切り替えも高速化、音声の遅延も少なくなりました。もちろんヘッドフォンチップの性能向上は音質の改善にも貢献しています。

先に記した「BCNランキング」では、旧型が新型ケースつきのAirPods 2以上に売れており、表面上のスペックだけでAirPods 2ではなく旧型で十分と判断した向きが少なくないことがわかります。しかし、AirPods 2は新開発のH1ヘッドフォンチップとBluetooth 5の採用により、その中身は段違いに性能向上しています。

Hey!Siriで音声アシスタントを呼び出し可能に

AirPodsのダブルタップ方法

出典: https://support.apple.com/ja-jp/HT207010

Siriへの対応が、ダブルタップが必要だった旧型とは異なり、「Hey! Siri」と音声で呼び出せるようになったのはスペック上の大きな変化です。音量調節の際には、これまでだとiPhone側で調節したり、ダブルタップしてSiriを呼び出してから「音量を上げて」と言ったりしていたのが、AirPods 2では「Hey! Siri. 音量を上げて」と告げるだけで済みます。

Siriを呼び出して操作することは旧型でもダブルタップでできたことですが、耳に入れたAirPodsをダブルタップすると耳に響くため、できればダブルタップはしたくありませんでした。AirPods 2ならば、曲を飛ばす際でもダブルタップではなくSiriに「この曲をスキップ」と告げるだけで済みます。スペック差が快適性向上に役立っていることがわかります。

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もちろん音量調節や曲のスキップ、曲名検索のみならず、Siriを呼び出すことで電話をかけたり、リマインダーやメモへ記録したりも可能です。これまでなら手を耳に持っていてダブルタップしなければならなかったのが、AirPods 2では正しくハンズフリーで、ほかの作業をしながらSiriを呼び出せます。

そのため、iPhoneを手にせずとも音声入力や音声での指示がストレスなしで行えます。これによって、あなたのSiriの使用頻度や使い方が大きく変わるのは間違いありません。AirPods 2を使うことで音声入力を使った新しい世界が拓けます

ワイヤレス接続が速くなり安定性が向上

H1ヘッドフォンチップとBluetooth 5の採用により、AirPods 2のスペックにおいてiOSデバイスやMacとの接続がさらに高速化しています。Apple発表のスペックでは、デバイス間の切り替えは最大2倍、電話における通話への接続は1.5倍、それぞれ高速になっています

これはあくまでもスペックの最大値、それもAppleのアプリケーションを利用した場合の話です。Spotifyなどのサードパーティ製アプリを利用する場合は、そこまでのスピードアップは期待できません。それを踏まえた上で、ネット上でもデバイス間の切り替え速度の高速化でスペック向上を実感した声が見受けられます。

映像に対する音声の遅延が改善

遅延証明書

ワイヤレスイヤフォンの、特にBluetoothでの接続での大きな問題に音声の遅延の問題があります。これは音楽を聴いている分にはこの遅延はまったく問題になりません。しかし、YouTubeやストレージ上の動画を見る場合には、映像と音声のズレが感じられてかなり不愉快に感じられますし、音楽ゲームをプレイする上では致命的な欠陥です。

旧型のAirPodsでは、動画視聴ではさほど問題なかったものの、残念ながら音楽ゲームをプレイできるレベルの遅延ではありませんでした。しかし、AirPods 2ではスペック向上によりこの遅延が大きく改善されました。動画視聴ではまったく問題なくなった上に、ゲームでの遅延も最大30%低減したため、多くのゲームが十分プレイ可能となりました。

ただし、H1ヘッドフォンチップの高スペックをもってしても、音楽ゲームのプレイはいささか難易度が高いかもしれません。縛りプレイがお好きなプレイヤーはともかく、一般的にはあくまでもカジュアルなゲームのプレイにとどめておくことをおすすめします。

AirPods 2の音質はどう変わった?

AirPods 2のApple.comの画像

旧型のAirPodsの音質の評価については意見が分かれるところです。十分な音質だという評価がある一方で、この価格であればもっと良い音質のワイヤレスイヤフォンがある、という意見もあります。

ただし、AirPodsの場合は、その機能やデザインにもしかるべきコストが支払われているため、比較対象となる同価格帯のワイヤレスイヤフォンよりもいささか音質面でマイナス評価となっていたのは避けられませんでした。

それを踏まえて、1,000円高くなったAirPods 2では、音質は向上したのかが気になるところです。

AirPods 2は音質が向上

デザインが変わっていないことからも察せられるように、AirPods 2と旧型では、スピーカーユニットやイヤフォン内部の構造に変化はありません。それでは音質は変わらないのではないかと思われますが、実際には音質はしっかりと向上しています。

初代よりメリハリのあるサウンドに

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AirPods 2では低音での無駄な響きが抑えられ、結果的に原音がよりしっかりと解像感高く再生されることで、メリハリの感じられるサウンドに仕上がっています。明らかに音質は向上していると言っていいでしょう。

イヤフォンユニットの構造が変わっていないことを考えれば、ヘッドフォンチップのスペック向上による音響データの改善が想像されます。

ワイヤレスイヤフォンでは、デバイスとのデータのやり取りや受け取ったデータの音響データへの変換など、ヘッドフォンチップのスペックに頼る部分が少なくないだけに、H1チップの高スペックが音質向上に役立っていることは間違いありません。

通話音声がクリアで話しやすい

騒音を発する女性

AirPods 2では通話音声の音質も向上しています。といっても音質が向上しているのはあなたが受け取る受話音声の音質ではなく、あながの発する送話音声の音質です。

AirPods 2の送話音声は、左右のイヤフォンに内蔵されたふたつのビームフォーミングマイクロフォンと連係することで、あなたの送話音声をノイズキャンセルして送信します。機能自体は旧型とおなじですが、旧型とは段違いの送話音声の音質を得ています。もちろんこの機能向上は、H1チップのスペックの高さによるものです。

初代AirPodsとAirPods 2のその他の違いとは?

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Bluetooth 4.2対応だった旧型に対して、AirPods 2ではBluetooth 5に対応しました。そのため、消費電力が少なくなってバッテリーが保つようになり、データ転送が高速化され接続が速く遅延が抑えられ、接続可能距離が延びました。

接続可能範囲が向上

Bluetooth 5になってすぐに気がつくのは、接続可能距離が延びたことです。スペック上では接続可能距離が2倍、接続可能範囲が4倍に拡大しています。そのため、これまでは場所によっては部屋にiPhoneを置いたままAirPodsを着けてトイレに入ると音楽が途切れていたような場合でも、そのまま音楽を聴き続けることが可能です。

通話のバッテリー持ちが向上

AirPods 2では、Bluetooth 5とヘッドフォンチップH1の採用で、通話時のバッテリーが旧型の1.5倍の最大3時間保つようになりました。長時間AirPods 2で電話やSkypeをする人には朗報で、特にゲームなどでボイスチャットしながらプレイする場合にはバッテリー保ちの向上は大きなメリットとなります。

また、AirPods 2は、15分間充電ケースに入れるだけ2時間の通話が可能ですから、旧型と同じだけの通話利用がわずか15分の充電で済む計算です。AirPodsの通話利用が多い人なら、すぐにでも旧型から買い替え、もしくは買い増ししたくなるはずです。バッテリー残量に関しても、Siriに「AirPodsのバッテリーはどのくらい?」と聞くだけで済みます。

音楽再生時間が長くなった?

Appleの公式の発表では、AirPods 2の音楽再生時間は1回の充電で5時間です。さらに随時ケースで充電することで、24時間の再生がうたわれています。ただし、この再生時間は旧型と同じで、通話利用時のように大幅な時間延長はありません。残念ながらAirPods 2になっても音楽再生時間は変わらないというのが結論です。

AirPods 2のスペックを知り活用してみよう!

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出典: https://support.apple.com/ja-jp/HT207012

デザインこそ旧型と大差のないAirPods 2ですが、スペックは確実に向上しており、音質も改善されているにもかかわらず、旧型との価格差が1,000円しかないというのは非常に魅力的です。

あとはケースを旧型で済ませるか、新型ケースを選ぶかという問題です。すでにiPhone用などにワイヤレス充電パッドをお持ちであれば、新型ケースの購入をおすすめしますが、そうでないと価格が問題になります。いずれすべてがワイヤレス充電になると判断して新型ケースを買うも良し、5,000円を惜しんで旧型ケースを購入するのも良しというところです。

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この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。